レッドブルの缶は薄いので折り紙みたいに鶴が折れるんじゃないか、という記事をデイリーポータルZで書いた。
トップ画像、これか
これで迷った。キレー路線ではすごい人に勝てないので前者にした
トップ画像はギリギリまで悩んだんですけど、Twitterで記事をシェアしたら
サムネがノーイメージ!
ズコーッ!
これっておま環?みんなはでてた?
閑話休題マン
さて。
↓缶がこんなことになるの見たことないですよね?!?!
しなやか
いろいろごちゃごちゃしてておもしろい
あっ、記事はこちらです↓
いつもは反省文とか記事中の元ネタ書いていますが、今回は趣向を変えてラジオを録音しました。ラジオて。生意気な。
そしてノープランで話し始めたら6分近くになってしまいました。誰が聞くねん!
下の方に書き起こしも置いておきます。文字数は記事本編より多い。誰が読むねん!
【書き起こし】
えー少し前にですね、喋りの練習したいわー言うてラジオみたいなの1分くらい録ったんですけど、そっから飽きてぜんぜんやらなくなってしまいまして…もっかいやります(ここいる?)。
レッドブル
今日、デイリーポータルに記事が出まして、エナジードリンクのレッドブルの缶めっちゃ薄いから折り紙みたいに鶴折れるんじゃないですかって言う記事で、そういう話なんですけど。
レッドブルの缶薄ない?
っていうのが僕の中ですごいあるあるとしてあって、実際ノギスで測るとコーラとかエビスビールの缶よりはちょっとは誤差の範囲ですけど薄かったと。
なんですけど、それほどの差ではなかったですね。数値的には。
でもですね、レッドブルだけなんですよ。その飲んでて缶がベコベコベコベコへこんでいくのはですね。
で、そういう、あるあるがありますと。
こういう記事書くときに、僕は僕の思ってることでしか構成ができないというか、僕の知ってることでしか話が書けないんですね。
要は想像力がないので、僕がこう思ったら世の中も同じように考えてるんだ!と思い込んでしまうクセ、認知の歪みがございまして。
ヒミズの住田的な
それはもう自覚の上なので、周りの人間に話を聞くんですよ、職場の人間とかにね。(少しでも独りよがりの世界から飛び出たいので)
「レッドブルの缶ってめっちゃ薄ないですか」
とか
「レッドブルの缶めっちゃ薄いやんなー」
みたいな、これを周りの人に聞くんですけど
「いやそうでもないけど?」
とか言ってくる輩には
「いや薄い薄い薄い触ってみ触ってみこれ、分からん?いや、これで分からんかったら…じゃあ他の缶持ってくるからちょっと待って…ほら、ほら、ほら、これと比べたらめっちゃ薄ない?ほらほらほら、こんな力でヘコむねんで、ほら、な、な、な」
というところまで脅迫してですね。
他人を曲げるために演説を始めること多々
火がついたら止まらないぞ!
それで周りの人に
「ああ、はい…薄いような気がします」
とか
「まー、言われたら薄いかもね」
みたいなことを言わせて。
(そうすれば)とりあえず僕の周りの人間は「レッドブルの缶めっちゃ薄い」っていう認識で生きていきますよ。これからはその考えで行きますよ。
…という状況になったときに、そうなると想像力がないんで、僕の周りの人以外の人を想像できないというか。
僕の周りの人がそう言ってるのであれば、もうそれは世の中的に100%正しいことなんだ(全人類がそう思ってるんだ)みたいに思うんですよね。
さながら世界オレ化計画だ(世界クロミ化計画ならぬ)
極めて短絡的な視野の狭さですね。そういう脅迫的なところがあるんですけど、そういう手順を踏んでしまうと(危険)ですね。
完全に抜け出せなくなって記事を書き終わる頃には
「レッドブルの缶が薄いっていうそんな世の中に媚びたような話を書いて、俺はもうすっかり丸くなってしまったなぁ」
みたいなこと(すら)を思いながら記事書きおわって。
林さんに見てもらって、記事が出ますとなったときに
「ああ、こんだけ、世の中に寄せてどうなるんやろ(ワクワク)」
と思ったらですね、
ちょっと…
全然…
反応はなかったですね。
(例外:トルーさん。ありがとうございます)
ズコーっ!
まぁその、あるある以外の部分でも問題はあるんでしょうけど(文章力企画力ほか)。
なかなかねえ。
すっかり思い込んでたんですけど、
別にレッドブルの缶薄いっていうのはみんな(日本人全員)思ってないんですね。
(少なくとも)僕が思ってるほどのあるあるじゃなかったんですね。
これがねー難儀ですよね。
思い込みがなければ僕何も書けないんですけど、思い込みに依拠して(そこに閉じこもって)る時点で、世の中の人に喜ばれるものにはならないという地獄ですよね。
これは血の池地獄
世の中の人にこれやったら読んでもらえるんちゃうかなみたいな(ってことを真剣に考えて)記事を書けばいいんですよね。
僕がデイリーで書いたので言うと
列車の宿といって、使われてない列車の車両をホテルみたいに改装してある宿があって、そこに泊まった(記事)が多分1番シェア数とか多いんじゃなかったかな。
なんですけど、あれ書くとき本当に吐き気がして。(まだ記事書くのに慣れてなかったのもあるんですが)
う、うけそ〜〜〜(ゲロゲロ)
そんなに電車好きでもないし、なんとなく面白そうやなと思って行ったが最後ですね。
思ってもないこと書いて埋めなあかんようになって、実際編集の林さんから一番多くの直し入ったのその記事ですし、もうほんとに吐きそうになりまして。
運転席がどうとか置いといて、宿として開けっぴろげすぎる
ああいうの(せめて世の需要にあわせて書く)をできるようにならないとダメなんですけど、
まあ別にライターで食ってくわけもないでもないから……
ただですね、名誉のためにいいますけど、
(本気で)ウケようと思ってね。毎回頑張ってます。
反省はしないですけど。
もうちょっと、広い視野を持てるようになりたいですね。
僕にもし目が2つじゃなくて10個ぐらいあったら、視野が広くなるからいいと思うんですけど、なかなか今の技術じゃそうはいかないんで、遺伝子操作技術の発展を首を長くして待ちたいと思います。
首は長くなるんかい!
おわり。
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