プレゼンテーション1_02

中学生や高校生が運営していたであろうテキトーなウェブサイトを見るのが好きでした。今から20年ほど前、僕が小学生だった頃の話です。大手サイトの影響をモロに受けたフォントいじりが過度な文章。それにどうしようもないほど胸を打たれていました。

フォントいじりとは以下のような表現方法です。

文字を大きくしたり

ぶっちゃけネタに取り消し線

色変えて動かす

その手法で何が書かれているかといえば500円無くした話クソ漫画レビューなど、くだらないことばかり。でも幼い僕はそれを読んでゲラゲラ笑っていました。

タイトルなし

影響を受けて小学6年生のときには自分のブログを開設。その名も「ドラゴン&ポケモンぺえじ」です。検索してみると当時のものが残っていて驚きました。青い背景に青い文字が重ねてあり読みづらくてたまりません。

IMG_3367

大量のもぐらが動くだけのページもありました。勉強もせず何やってんだか。

さて、時は移り令和も四年。僕は未だにインターネットで書くことがやめられませんが、一方でフォントいじりの文化は廃れました。少なくともメジャーな表現方法とは言えない状況です。

みんななんでフォントいじり辞めちゃったんですか。あんなに面白かったじゃないですか。僕は憧れ続けてるんですよ。責任取ってまた書いて下さいよ。

スマホで見づらいウケない金にならない

そんなの知ったこっちゃないですよ。こうなったら僕がやるしかないな。

ということで、昔のウェブサイトみたいなテンションで記事を書く挑戦をしてみます。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

題:めだかの学校があるなら「めだかの修学旅行」もある


日本人の修学旅行先といえば京都そして奈良である。

さて、ご存知の通り奈良の東大寺には


大仏


なるものがある。

20150509143315


身体も大きければ顔も大きくて、鼻の穴まで大きい。


20150509144538


これは東大寺にある柱だ。


穴が空いているが、その大きさは大仏の鼻の穴と同じであるという。


何か理由はあるのかもしれないけど、


俺が大仏様だったら恥ずかしいよ?



20150509143854


この穴をくぐると無病息災のご利益があるそうだ。筆者だって健康で長生きしたい。


鼻の穴をくぐる順番待ちの列に並んだのであった。



待つ…


……


トーキョーの人はおにぎり食べるために5時間も並ぶそうですね……





……


20150509144632


肩幅が広すぎて穴に入れなかった。
↑挑戦中の写真は無い


さて


本題に入ろう(ここまで長くてスマソ)



「めだかの学校」

という歌をあなたも知っていると思われる。


♪め~だ~か~の学校は~かわの〜なか~


>゚ ))><<〜
>゚ ))><<〜〜〜

のやつ。


めだかの学校が実在するなら━━━━━━


「めだかの修学旅行」


というのも無ければおかしい。論理的に考えて。


メダカにも


人権
ならぬ

魚権
ぎょけん)がある。

当然ながら修学旅行にだって行くはずだ。


「質の高い教育をみんなに」


偉い人たちが考えたSDGsにそういう項目もあるから間違いないNE☆



ところで、

めだかの教職員は修学旅行の下見のため東大寺に行くだろう



ここで言うメダカは肺呼吸と言葉と二足歩行を獲得しているものとします。


120150509144538


めだかの先生たちは柱の穴を見たときに顔を見合わせる。


穴が大きすぎて魚の子どもがくぐるとき柱の中で迷子になる。


そういう懸念が生じたのだ。


想像してみてほしい。

自分の体の何十倍何百倍もの大きさ(広さ)の真っ暗な空間に独りで入っていく怖さを。


この議題はすぐさま


職員会議もちろんめだかの


で世紀の大論争を巻き起こすことになる。


あんなに朗らかだった校内に



派閥が生まれ



波風が立ち



池の水は濁り


水質調査のために村役場の職員数名が派遣された。


めだかの校長も頭をヒレで抱えている。
(めだかの校長は大学院を出ているので出世できたのだ)

「大仏の鼻の穴がもっと小さければ…」


そこでいよいよもって登場するのがである。


そもそも(仏陀 Buddha)とは原義的に言えば「悟った人」のことだ。


ということは俺だって悟れば仏なのだ


俺が大仏だったら、ちょうどいい大きさの穴をメダカがくぐれるじゃないか。

俺の鼻の穴は小魚が入るには丁度いいサイズだから、その大きさの穴が空いた柱をくぐればメダカは迷子にならずに済む。


これを実現するためには仏になるための修行が必要なので、持てる全てのものを放擲して荒行に身を投じた。持続可能な社会のために。


修行風景をダイジェストでお届けしよう。


20150423150304


地面に落ちているものを食べ

近代インドの聖人ラーマクリシュナ・パラマハンサは自己の思い上がりを捨てる為に犬の糞を口にしたという。


IMG_0019


古の道具(竹の水鉄砲)で悪鬼を祓い


FullSizeRender


髪を剃り落とし


IMG_0761_Original



日本海の荒波に揉まれ




  
厳しい修行の果てに俺は…






IMG_8683


お掃除グッズの訪問販売員(ノルマあり)になっていた


ウソです。



…気を取り直して



20150510010655



無事に悟りを開いて仏になれました



【悟りの開き方講座】

20150509232642


水泳帽と


20150509225840


手芸用のボンボンを用意する。

これ仏の髪以外で何に使うんだ?


20150509234502


帽子にボンボンで作った螺髪(らほつ)を貼り付ければ


20150510005010


念願かなって悟りの成就である。


20150510011431


やったぜ!


20150510010908

「お前生意気だな、ちょっとここ座れよ」

完全に余談であるが、レンタルビデオ店でバイトしていたときヤンキーに絡まれて店外のガレージまで連行され、こう言われたことがある

「今から車で連れ去られる土下座するか選んでもらっていい?」


地獄の2択である。そんなのどっちもいやだ。


また、ゲーセンで働いているときギャルに詰め寄られて正直に

「すみません、あなた達が怖いので命令聞きました」

そう小声で言ったらしこたま絞られたこともある。


京都の○○区はスラムだ




そんなことはさておき・・・・・・・・







20220514_210314



ブランコって、楽しいいいいいいいいい!!!


おわり。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

そうだ、子供の頃の僕はこれがやりかたったのだ。学校で覚えたばかりの言葉を使って無駄に堅苦しい文体でくだらないことを書き、フォントいじりで過剰な装飾をする。

ボケたポイントを自分で色付けして目立たせるなんて芸当、平時の僕にはもうできない。「ここが笑いどころでっせ」とアピールしておいてスベったら傷が深くなるからだ。でもそんなつまんないこと考えてちゃダメなのだ。どうせ生き抜くなら直球勝負だ。すなわちフォントいじりとは男気である。

ね、あの頃の男気女気見せてくださいよ。


好き勝手書いた前日譚を付録として置いておきます。タイトルは安吾の『日本文化私観』が元ネタ。